2018年5月1日火曜日

巻機山~白毛門

【期間】   2018年4月20日~22日
【形態】   残雪期縦走
【山域】   上越
【ルート】  巻機山から白毛門
【メンバー】 吉岡(記)

 50年以上前になるが、中学生の時おじさんと一緒に2回目の大きな山行として縦走したこのルートを辿ってみたいと実行した。その時は夏だったのでほとんど藪の中を歩いていたような、でも所々に池塘があってホッとしたものだ。今回は雪があるので一泊2日で行けるだろうと計画したが、バテバテになって足が攣り一日余計にかかってしまった。




 前日の夕方に東京を出発して 六日町のビジネスホテルに宿泊する。
2018/04/20(金)☀
 六日町8:25―8:57清水部落9:03―9:35登山口ー14:30ニセ巻機山ー15:30巻機山ー16:05泊り場(米子頭山手前のコル)
ニセ巻機山から割引岳と巻機山頂稜線
  天気が良いのを確認してやってきて予定通りの天気に恵まれたのは良いが、暑すぎる。
 バス時刻に合わせて計画したが、登山口9時出発は遅すぎた。涼しいうちになるべく早く登りだすべきだった。
 井戸の壁を越した所で高校生と思われる人達が、80人くらい雪上訓練をしていた。
 ニセ巻機の登りで足が攣り、だましだましゆっくり登る。

巻機山から縦走コース

米子頭山手前のコルで雪洞を掘る



 あまりに調子が悪いので縦走は諦めて、巻機の避難小屋付近で雪洞を掘って 雪洞体験で終わらそうかと考えたが、もう少し先に行っても引き返すなら問題ないので先に進む。
 山頂から縦走路に入り下りきったコルで時間切れとなり、安全そうなクレバスを選んで半雪洞を掘る。

2018/04/21(土)☀
お世話になった雪洞
泊り場5:15-5:52米子頭山ー7:50柄沢山ー
11:42大烏帽子山ー14:26JP-15:02朝日岳ー
16:39笠ヶ岳避難小屋
風もなく気温も下がらなかったので快適に夜を過ごせた。
夜明け前の米子頭山

夜明け
引き返すことも考えたが、何とか頑張ってみようと白毛門に向けて歩き出す。大小の登り下りがあり、陽が高くなるにつれ昨日の再演となる。
柄沢岳を越えた所から巻機方面

所々ヤブコギがある
  大烏帽子岳をやっと越えると朝日岳の斜面が圧倒する。この登りで両足の太腿が攣り、最後の手段で津村の68番に頼ることにした。一包みでは効果がなく二包み飲んでやっと歩けるようになった。この頃には今日中の下山は不可能と判断して笠ヶ岳の避難小屋を目標にする。
朝日岳山頂

朝日岳から笠ヶ岳、奥に谷川岳
避難小屋にはハイキング装備の単独登山者が横になっていた。日帰り登山では多くの経験があり体力は大丈夫そう、今日は疲れて下りに不安があり泊りにしたという事。寒そうなのでツエルトだけ貸してあげたが、一晩中寝られなかったようだ。

201/04/22(日)☀
 笠ヶ岳避難小屋5:28-6:18白毛門ー8:19土合登山口
笠ヶ岳避難小屋での夜明け

予定を1日遅れてしまったので心配かけているのが気になった。同宿の人に聞くとドコモの携帯は通じるというので、試しにかけてみると連絡が取れたので、一安心する。




笠ヶ岳山頂から谷川一ノ倉

白毛門から笠ヶ岳方面
  下山は雪があるので夏と違って歩きやすく、楽に下れた。

イワカガミ
イワウチワ

こぶし
タムシバ

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