2017年4月19日水曜日

雪上訓練・マチガ沢出合い


【期間】   2017年4月15日(土)
【形態】   雪上訓練
【山域】   谷川岳
【ルート】  マチガ沢
【メンバー】 堀口、吉岡、目、岡田、津田、平石(記)


マチガ沢へ雪上訓練へ行ってきました。
新しく入った津田さんの歩行トレを主に実施
雨が降ったため移動してさらに別メニューを実施しました。


朝発組は前夜発組とベースプラザで8時頃合流。
意外とスキー・スノボ客は少なく閑散としていた。
出発時の気温は高め、ひと汗かいてマチガ沢出合い。
すでに団体さんがテントを立てつつ雪訓へ準備中。
近場で傾斜があるところへ陣取る。


まずは歩行訓練。
堀口さんの指導をじっくり聞いて
みんなで基礎を反復練習です。
雑な足さばきは体力を消耗しますので
歩く技術は大切ですね。

その後は恒例?滑落停止のトレーニングとなりますが
先鋭的なアックスは雪面を切ってしまい役に立ちません?
いえいえ雪が柔らかすぎでした。。
色々な状況をイメージして滑落停止に突入しますが
注目を浴びながら迷演技の方もいたりしました。。

さて、お昼を少し過ぎてから雨がぱらつき回復が見込めないので
指導所の近くの斜面へ移動。
腰がらみと、スタンディングアックスビレイ(SAB)からの
仮固定とビレイヤー脱出を実施となりました。
腰がらみは主に津田さんに実施していただく。

SABからの脱出は堀口さんが検討していたやり方を
実践してみました。もともとはしゃがみこんで仮固定する方式でしたが
しゃがみこむとビレイの体制が非常に苦しくやりにくいのですが
今回の方式は脱出するタイミングだけしゃがみこむので
身体への負担が軽かった。体重差がある場合にはかなり有効と思います。

詳しくは以下です。

ビレイの姿勢が保たれているのが理想です。
でないと苦しい体制となってしまいます。
すっぽ抜け防止のスリップノットは上側を引くと解除するようにしないと
ほどけてしまいます。要注意です。何か良い方法ないかな。

ビレイループに環付きビナをかけてロープを折り返す

仮固定する

両手が離せますね。

引かれている方のロープにブリッジプルージック

ビレイループに接続、ちゃんと利いているかチェックです。
これで荷重が腰に移った

反対側のロープにスリップノット(向き注意)を作り最初に作った
仮固定を解除

引かれているロープのプルージックの上にスリップノット(向き注意)

しゃがんで可能であればバックアップを取る

プルージックのビレイループ側を外して脱出
救助を呼びに行くなど次の行動に移る。

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