2015年8月26日水曜日

スイスアルプス・ハイキング

【期間】2015720日~29
【形態】ハイキング
【山域】スイス グリンデルワルト、ツエルマット周辺
【メンバー】牧野 他ツアー参加者14

1カ月前になりますが、ツアー会社のハイキングツアーに参加しました。

20日 グリンデルワルトに夜着

21日 晴 グリンデルワルト─プフィングシュテック─ベーレック小屋(泊)

グリンデルワルトからロープウエイでプフィングシュテックへ上がる。ウンテラー氷河を前方にアイガー東壁を対岸に見ながら歩いてベーレック小屋へ到着。


夕方、ドーンという雷のような音とともに氷河が崩れてザラザラと滝のように流れ落ちるのを何回も見る。氷河が急速に溶けているのを実感する。真下の深い谷も150年前は氷河で埋まっていたらしい。






シュレックホルンを登ってきたクライマー2人もこの小屋に泊まる。

昼間は日差しが強く暑かったが夜も暑くて寝苦しかった。空は満点の星、眼下にグリンデルワルトの夜景がきれいだった。








22日 晴 ベーレック小屋─プフィングシュテック─ホテルヴェッターホルン─グローゼ・シャイデック─フィルスト─グリンデルワルト

小屋からプフィングシュテックに戻り、ホテルヴェッターホルンまで歩く。
バスでグローゼ・シャイデックに登り、フィルストまでハイク。まさにスイスらしい牧草地をカウベルの音と放牧の牛の群れ。花を愛でながら目の前にはアイガーというロケーションを楽しみ、フィルストからゴンドラでグリンデルワルトに戻る。夕食はCOOPで食料を買いこみ、友人3人でホテルの一室で宴会となる。


 





23日 曇り グリンデルワルト─メンリッヒェン─クライネ・シャイデック─ラウターブルンネン─ズルワルト─ロープホルン小屋(泊)

登山電車とゴンドラを乗り継ぎ、メンリッヘンへ行くが、ガスが立ち込めて残念ながら山は見えない中、クライネシャイデックまで歩く。この駅から列車を乗り継ぎ、ラウターブルンネンへ向かう。バスとロープウェイに乗り、ズルワルトへ上がりロープホルンヒュッテまでハイキング。この小屋のコックはネパール人でお料理はなかなかの腕だった。10月にはネパールに帰ってトレッキングガイド業に戻るとのこと。
牛の群れが小屋の水飲み場に集まって水を飲んだり草を食んでいたが、しばらくすると一頭の牛が遠吠えのようにいななくと一斉に山の方へ移動して行ったのにはびっくりだった。


24日 晴 ロープホルン小屋─グリュッチアルプ─ラウターブルンネン─ツエルマット

昨日の道を途中まで戻り、山すそを回るようにグリュチアルプへ下り、ロープウェイでラウターブルンネンに戻る。駅前のCOOPで昼食を仕入れ、列車に乗り込みツエルマットへ向かった。

25日 晴 ツエルマット─シュワルツゼー─シュタッフェルアルプ─シェーンビール小屋
(泊)

ツエルマットからバス、ゴンドラでシュワルツゼーへ上がる。正面にマッターホルンを望むがヘルンリ稜南面に雲がかかって風が強く寒い。



マッターホルン北面を望む小屋をめざしてハイキング。シュタッフェルアルプまではマウンテンバイク、ハイカーが行きかう。
ここまで来ると風もなく日差しが強く暑い。ひたすら歩きやがてモレーンとなり、目指すシェーンビール小屋に到着。

雲はすっかり流れて快晴。ここからのマッターホルンはまったく別の山に見える。小屋はハイカーとクライマーで満室だった。この小屋も氷河、山に囲まれた立地で素晴らしいロケーションだった。 







26日 晴 シェーンビール小屋─フーリ─ツエルマット─ブラウヘルド─フル―アルプ小屋(泊)

シェーンビール小屋からフーリまで下りながらも長い距離を歩く。ゴンドラでツエルマットに戻り、ケーブルカー、ゴンドラ乗り継ぎ、ブラウヘルド着。ここからシュテリゼーを経てフル―アルプ小屋に向かった。



随所にオーナーの手作り感のあるお洒落な小屋だった。遠くにマッターホルン、近くにはブライトホルン、リスカム、モンテローザが続いて見える贅沢な景色が目の前に広がっていた。


27日 晴 フル―アルプ小屋─(グリュンゼー、グリンジゼ─、シュテリゼー)─リュフェルアルプ─ゴルナーグラート─ツエルマット

3つの山上湖を巡り見える山々の名前を覚えながらリュフェルアルプへ。



ハイキングはここまで。





ここから登山電車でに乗り、観光客でにぎあう展望台のあるゴルナーグラートへ登った。快晴ですぐ下に広がるゴルナー氷河から昨日の山々が大迫力で観望できた。ツエルマットに戻る。
 



ヘルンリ稜が初登されて150周年記念ということでヘルンリ稜がライトアップ!7月の一時期の2100から2時間だけなので見られてラッキーでした。








28日 ツエルマットを早朝出発しチューリッヒへ。帰国の途につく。

29日 成田着
アムステルダム空港から離陸の際、機長から右の3番目のエンジンのバルブが開かないとアナウンス。離陸せずに戻り、別の機に乗り換えるのかと思いきや修理するということで3時間近く機内で待ったのでした。飛んだ後でなくてよかった~。


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