2015年7月28日火曜日

巳ノ戸谷 

【期間】2015年7月20日()
【形態】沢登り
【山域】奥多摩
【ルート】巳ノ戸谷
【メンバー】堀口()、細川、岡田、他2


今回は、細川さんの計画に便乗し、
奥多摩巳ノ戸谷に行ってきました。
結果は、数年前のYさんの滑落&怪我による
敗退に続き今回もゲリラ雷雨による濁流
により、またまた敗退となりました。

 細川さんから16日㈭深夜のメールで
17日金曜日のお誘いをいただきましたが、
さすがに今日は無理だけど、
20日の月曜日ならどこか行きたい旨の返信をしたところ、20は巳ノ戸谷の計画があるので×とのお返事。それならば、巳ノ戸谷の計画に便乗しちゃおうかなって事で、岡ちゃんを誘い、同行することにしました。

 20日㈪10時に八丁橋待ち合わせ。10時半頃発。歩き出して15分程度で、巳ノ戸谷へ
の下り口着。この林道は、八丁橋からわずか先で通行止め。以前は終点まで行けたため、
小雲取谷や大雲取谷にも行きやすかったが、さすがに八丁橋からのアプローチでは、行
く気がしない。でも、巳ノ戸谷までならばアプローチとしては全く問題ないことが良く
わかった。

道すがら、林道から本流をのぞき込むが、台風と昨日の雷雨のためか相当水量が多い。
こりゃ先が思いやられると覚悟して降りて行くと、予想どおり、巳ノ戸谷の出会いでは、
とても本流を徒渉して巳ノ戸谷に入渓できそうにない。ふと、上流を見るとまるで是非
ここをお通り下さいとばかりに、直径が1メートル以上もあるような倒木が本流に架かっている。

当然ありがたく利用させていただき、難なく本流を横断し巳ノ戸谷に入ることができた。

 巳ノ戸谷自体は、水量は多いものの、十分遡行を楽しめる程度。最初の15㍍滝は無理
せず左岸の巻き道を辿る。「忌山の悪場」は、どこから始まりどこで終わるのか、未だに良
くわからないが、恐らく沢がゴルジュっぽくなった辺りからがそうだと思う。「忌山の悪場」の
終盤辺りでちょっとした大滝を直答せず、左から入ってくる小さな枝沢を利用し巻く。
一応フィックスをセット。

 巻き終わった辺りで降り口を探していると、突然の雨。徐々に降りが強まってくる。
全員が懸垂で本流に降り着いた頃には土砂降り状態。12時。こりゃヤバいと言うことで、
即 前進は断念することにし、退却を決める。が、ロープは既に回収済み。小滝を一段降り、
対岸に渡ったところからすぐ上の台地状へ登り返す事とするが、濁流はいよいよ強さを増し、
最後の二人が渡渉する頃にはロープをフィックスしなければ怖くて渡れないほどになってしまった。

 全員安全地帯に着いた頃には、ほぼゲリラ雷雨状態。雷が近い。幸いここは沢の中。
落ちることはあるまいと余裕こいてお天気待ち。滝は土砂の泥流&濁流状態。降りるに降
りられず、沢の水の透明度が増すまで待つことに。結局2時間ほど待ち、14時下降開始。

16時。懸垂を交えながらも、本流(日原川)出会いまでは難なく辿り着く。
んがぁ、ここからが問題だった。さすがに本流は、そうそう簡単に水は引かない。
とても対岸まで渡渉など出来そうにない。

来たときと同じく倒木を利用して対岸へ行くしかないが、あまりにも水量が多く、対岸に着いてから、登り口までのヘツリがかなり厳しそう。ルートを見いだそうと、ここで1時間ほどあーでもない、
こーでもないと作戦会議。いろいろな方法を考えたが、最終的には一番シンプルな方法、
倒木で対岸に渡り、ハーケンベタ打ちのヘツリでロープフィックスというシナリオに落ち着く。
16:45スタートで、細川君にフィックスして貰い、全員無事対岸の登り口に辿り着くことが出来た。
見た目より、ヘツリはフリクションも良く効き、フィックスロープもあったせいか、
思いの外悪くなかった。全てのハーケンも回収出来ました。

ここから一登りで林道。林道着は何と5時半を回っていた。
またしても敗退だが、中身の濃い敗退と言うことで、我慢のしどころか…

最初の滝 午前1115分 水量は多いものの澄んでいる

午後105分 降り出してから1時間後くらい。まさに濁流状態



【日程】2015720日(月)
【形態】沢登り
【山域】奥多摩 
【ルート】巳ノ戸谷 
【メンバー】堀口(CL)、細川、岡田(記)、他2(細川さんの仲間)




急遽、細川さんの山行に一緒にコラボさせていただくことになりました。
晴れていましたが・・・・
12:00を境に雷雨×4回、上がることをやめて、戻ることになりました(敗退)。


スコールのような冷たい雨が上がって、
水量、水の濁りを確認して、下山しようとすると、
また雨、、、、
2時間程でかなり降りました。


自然はありのままで。
わけへだてなく。ひとしく。いとしい。



10:15 運良く出会えた八丁橋(電波圏外)。
    橋を渡り、舗装道路を歩いて行くと、
    赤いテープが巻いてある逆U字止め脇から河原に降りる。
    丸太をつたって対岸へ(出合)。
    先輩方が来たころ(大分前)よりも水量が多いらしい(1.5割り増し)。



12:00 8Mの滝を巻いたところで、雷雨。
    一旦、全員川縁に降りたが、登り返して、台場に落ち着く。
    (懸垂下降するポイントで3畳ほどの台場で休憩。運が良い。)
   
    打たれた雨は冷たく冷え切った。

    あっという間に泥水に変わり水量も増加した。
    
    ダムの放水のようであった。
    
    丸太の木の皮がむけていたのは、
    今日のような雨が降ったときに、
    爆水が当たってのことだった。

    
    水の濁りが薄くなったことを確認して、
    水量のさらなる増加はないと判断して、
    下山となった。



14:00 下山開始

    丸太を渡ってから山際を下る。

     登ってきたときには、山肌をつたう糸のような頼りなげな線が、
    2時間ほどの雨で立派なラインに。下山時には滝に写った。

    沢の徒渉も水流が濁っていてなかなか水面の石が見えなかった。
    途中、休憩する。


16:00?出合、濁流のまま。
    対岸に渡る丸太は上の1本は水没していなかった。
    丸太を渡ったあと、どう進むか?水の様子をみながら休憩しつつ、思案した。
    点で岩を観ていた(上流、今の場所、対岸、出合の合流点)が、
    30分、50分?水量に変化はなかった。


16:45 岩にハーケンを打ってFIX、へつって無事に還ってこれた。
     

完登はできなく残念でしたが、もりだくさんでした。



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