2015年6月26日金曜日

奥多摩一周縦走・敗退

【期間】   2015年6月22日(月)~6月24日(水)
【形態】   縦走
【山域】   奥多摩
【ルート】  惣岳山~雲取山
【メンバー】 吉岡(記)

6/22~24、 2泊3日で梅雨の中休みを利用して、のんびり歩いてみようと行って来ました。


タイム》
6/22  御嶽駅8:55→10:29惣岳山→11:02岩茸石山→13:04棒の折山→16:07日向沢の峰
     →16:41幕場
6/23  幕場5:10→5:32蕎麦粒山→6:39一杯水避難小屋→8:50酉谷山避難小屋→
     10:55長沢山→13:21大ダワ→15:00雲取山
6/24  雲取山7:00→10:05鴨沢


6/22
 結果は、散々たるものでした。とにかく長い、雲取山まで延々と登りが続き、初日は酉谷山の避難小屋まで行く計画だったが、一杯水の小屋にも届かず、蕎麦粒山の手前で動けなくなり幕営。



 蚊にマトワリつかれながら、たき火を熾し飯盒でご飯を炊いたは良いが、おかずを作るのに鍋がない。仕方なく、翌日の弁当におにぎりを作って、残ったご飯もおにぎりにして飯盒を空にする。

 味噌汁をつくり、今晩用のおにぎりを入れて「おじや」にするが、疲れすぎて食欲が無く、美味しくない。

 食べるのは諦めて寝るが、奥多摩とあって冷え込みもなく3シーズンの羽毛シュラフでは暑い。掛けるだけにしたいが、フライシートだけなので、裾から虫が入り込み気持ちが悪い。なかなか寝つけずウトウトしては目覚めることを繰り返す。

6/23
4時鳥の大きな鳴き声で目を覚ます。朝方に少し冷え込んだので寝られたようだ。朝は、麺だけのラーメンを食べ、5時に出発する。


 朝一で蕎麦粒山の急登をこなすと尾根の東京都側をトラバースする道がしばらく続く。一杯水の手前で登りになった時、思わず捲き道に迷い込み、間違えたかなと思いながらどんどん進んでしまった。やっと登山道に出ると、一杯水避難小屋から小川谷林道に下る道だった。危うく小川谷林道に下ってしまう所だった。水場の一杯水を通り越していたので水の補充が気になったが、酉谷山避難小屋に期待して前進する。

 途中で会った老夫婦に尋ねると、酉谷山避難小屋には良い水が豊富に湧いているとの事で安心した。行ってみると本当にこんな所でと思うほどの水量だった。

 2リッターの水を補給すると荷物はまた12kgとなり、時間がたつにつれボディーブローのように効いてくる。三峰からの道と合流して大ダワから雲取山頂までは、最悪だった。最後の僅か200mを登る為に何度も立ち止りながら足の疲れをとらないと進めなかった。


 奥多摩一周は断念して山頂の避難小屋に泊まらざるを得なくなった。夕方から雨が降り出し、雷も鳴って雨脚が強くなる。小屋に入っていて助かった。

 夜は、スパゲッティ―100Gを茹でてバジルソースで食べる。おいしく食べられ正解だった。小屋には虫も出ないので安心して快適睡眠がとれた。






6/24
 雨も上がり4時起きで日の出を待ったが、地平線に薄い雲が出ていて気が付いたときには太陽は登り切っていた。富士山を見ると昨夜雪が降ったらしく頂上付近が白くなっていた。


 朝食は時間に余裕もあるので、持ってきたナンをこね、30分おいてから焼く。おかずには、スパゲッティ―用のナポリタンソースで野菜をいためて一緒に食べたらおいしかった。


 7時に出発して一番近い鴨沢を目指す。天気は快晴で気持ちが良いが、左ひざが痛みだし痛みに耐えながらの下山になった。

 帰宅してから膝の痛みを話したら、アイシングが良いとすすめられる。半信半疑で冷やしたら2回のアイシングで痛みはすっかり消えてしまった。軟骨とか骨の不具合ではなく、筋肉の炎症だったと思われる。

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