2014年4月27日日曜日

北ア 雪倉岳、朝日岳

【年月日】 424日~25
【形態】 山スキー
【山域】 北ア
【ルート】 4/24栂池~小蓮華岳~雪倉岳~蓮華温泉、4/25蓮華温泉~朝日岳~木地屋
【メンバー】 野高(記)

424日(木)
木地屋の除雪終了点に自転車をデポし、平岩駅に車を停め、大糸線で南小谷駅に向かう。路線バスで栂池高原に行き、ゴンドラ始発に乗車。ゲレンデトップから歩くつもりだったが、過日の雪崩の影響で林道が閉鎖されているため、仕方なくロープウェイに乗車。9:30歩き出し。白馬乗鞍岳まではトレースが多かったが、以降はわずか、小蓮華岳以降トレースは皆無だった。小蓮華北面をトラバース気味に滑り降りて、雪倉避難小屋を目指す。避難小屋直下から雪倉に向かって登行。14時に雪倉山頂着、大斜面を堪能した。蓮華温泉には16:15着。ツェルトを張ってから温泉に入り、自炊して休んだ。

雪倉岳山頂から小蓮華岳北面の滑降斜面を振り返る
雪倉岳の滑降斜面


蓮華温泉でツエルト泊


425日(金)

4:00出発。兵馬ノ平に向かって滑り降りてから瀬戸川の橋を目指す。うまく橋を見つけられるか不安だったが、ペナントが要所要所にあったため、不安無く橋に向かうことが出来た。白高地沢右岸を登行し、上部で山頂から東に伸びる尾根に乗って頂上を目指した。8:45朝日岳山頂着。前回来た時は山頂直下のルンゼ状斜面を滑降したが、今回はデブリが多かったので、登行した尾根の北側に広がる大斜面を滑った。これが、斜度、スケール、雪質・・・すべて素晴らしく、今回の山行中のハイライトになった。往路を忠実に戻り、11:15蓮華温泉帰着。泊まり道具等をザックに詰めて12時過ぎに木地屋へのツアールートで下山。しばらく林道を歩き、栂平から林道を離れて角小屋峠まで登行。ここから誤って北東方向に滑降してしまったので、ウド川のスノーブリッジを渡ってから対岸の斜面を登り返して正規のルートに戻った。本来、最初は角小屋峠から真東に滑降し、ウド川を上部で右岸に渡ってから真北に進路を変えるのが正しいルート取りのようだ。ペナントや看板に導かれて進み、14:45除雪終了点に到着。デポしておいた自転車で平岩まで痛快ダウンヒル、平岩駅で車を回収し、帰路についた。

朝日岳から剣・立山遠景
朝日岳頂上直下滑降斜面


朝日岳頂上直下のシュプール

2014年4月21日月曜日

雪上訓練:マチガ沢

2014年4月20日
雪上訓練 谷川・マチガ沢

【年月日】2014/04/20
【形態】雪上訓練
【山域】谷川岳
【ルート】マチガ沢
【ルート】堀口、吉岡、岡田、隅田(記)



朝7時、高坂サービスエリアに集合し、総勢4名で堀口氏の車(新車だぁぁ)に同乗し土合へ

途中のコンビニで歩荷訓練と称して、大量の水を買い込んでいるお姉さんが居ました。

ロープーウエイ駅から先は除雪が進行中で、ほとんどの部分を舗装路歩きでマチガ沢に入った。

マチガ沢に入って直ぐ左の斜面は20人位の団体が雪上訓練、そのまた先にも10人! 
良い斜面は殆ど占領されていたので、我々はどんどん奥の方へ(奥まで入っても急斜面はありませんね 残念(;_;))


岡田氏を中心にして、堀口、吉岡、両鬼講師による指導で、滑落停止、雪の斜面の駆け下り、スタンディングアックスビレイ、そして停めた後の固定方法等 練習を行った。

残念ながら気温が高く、粗目雪。 滑落停止やってもピッケルが空しくかき氷をかき回してるようでした。

あっ カラスは居ませんでした。

2014年4月16日水曜日

奥秩父滝川本流偵察

【年月日】2013/04/15
【形態】沢登り
【山域】奥秩父
【ルート】滝川本流 雁坂峠黒岩尾根登山口~つり橋小屋周辺
【メンバー】吉岡(記)

久し振りに沢も有りかなと?出かけて来ました。
ちょっと時期が早かったみたいで、雪と枯葉に苦労しました。

 雪解けの後枯葉が積もった斜面は、ラッセルするようにキックステップで進むほどです。それより性質が悪いのは、踏み跡が分からなくなっていることです。雪渓が現れると対岸の取り付きルートが見えません。

今回ルートを間違えた事、3回です。最終的には滝川本流まで下降することが出来たのですが、谷は雪渓で埋まり 10分ほど竿を出しただけで、場所を移動することも出来ません。30分ほど滞在しただけで帰路につきました。
ひうち岩
 

2014年4月12日土曜日

マチガ沢雪上訓練Vol.1 ??

【年月日】2013/04/12
【形態】雪上訓練
【山域】谷川岳
【ルート】マチガ沢
【メンバー】平石(記)、目

GW前の総仕上げ?雪上訓練。
今週(4/12)と来週と2回開催。


4/12は2名での雪上訓練となりました。
快晴、風はありますが春爛漫といった感じで気持ちよい1日でした。

マチガ沢では先客の団体さんが訓練中。

本日のマチガ沢の雪面は硬い!
キックして5センチくらいしか入らないところもあり
岡田さんにはいい練習になるなぁと目さんと会話。

本気で滑落停止すると怪我するかも?って感じなので
様子を見ながら実施。

場所が広いので2名ほぼ同時に行えるのでかなりくたびれます。
 たぶん10便は出しました。

今回考案した滑落停止訓練のやり方ですが。
アックスを頭の上で万歳の状態で持って滑り出して2秒数えてから
停止の姿勢へ入ります。いーちーにーぃ、停止姿勢。
目さんは「いち、にっ」と早い。

表面が硬い雪面なのであっという間にスピードに乗り
停止の姿勢に入ってもなかなか止まってくれない。

あらためて滑落してはいけない
つまるところ歩くスキルをちゃんと身につけるべしという結論。

次は、 スタンディングアックスビレイ(以下SAB)のトレです。
1セット3落x2、落ち役は結構つらいです。
目さん、昨年はうまくできなかったらしいですが
今年はまったく問題なく我が身をとめてくれました。

さて、堀口さんに先日教えていただきました
SABからの脱出ですが、
写真を見ながらだったのですが
ムンターをセットした後がよくわからなかったので


SABで停止

ビレイループに仮固定

しゃがみこみテンションかかっている
ロープにマッシャーをセット

ビレイループの仮固定解除して自分脱出
※テンションかかっているロープにかけたマッシャーに加重が移る。

3分の一引き上げのセット

引き上げ

ということでやってみました。

しゃがみこむ姿勢が悪いと腰に負担がかかって
苦しい状態でした、しかし写真のとおり
片ひざ立てると割りと楽に作業できました。

目さんは
平石ががんがんテンションかけたので
1回目は途中でギブ。

本気でやるなら指導センターの近くに垂直に近い
雪壁があるのでそこでやると良いかも。


スノーボラードでの懸垂

スノーボラード作って懸垂↑。
ついでに親指くらいの太さの枝3本で支点作って懸垂。

他、同時行動でフォローが滑落してもトップが引きずられないように
支点にタイブロックでストッパー作ったり。

で、やることがなくなったので終了。

あ、カラスにお気をつけください。
ザック狙われます。


2014年4月2日水曜日

3月31日 焼岳 山スキー



【期間】 2014年331日(月)雪のち晴れ
【形態】 山スキー
【山域】 北ア
【ルート】 焼岳
【メンバー】 野高、他 2
 前日は大雨だったが、低気圧が抜けて一時的に冬型になり、上高地に近付くつれて雨が雪に変わってきた。上部の積雪状況が心配だったが、とりあえず大正池まで行って様子を見てみることにした。坂巻温泉に駐車させていただき、スキーを担いで歩く。釜トンネルを抜けると、シール登行出来るだけの積雪があった。

 大正池下の橋を渡ってすぐに取り付いて、P1738~東尾根を登行。2032で小休止し、トラバース気味に右上してカール斜面に入る。明け方に降った雪は、旧雪との結合が良く、安定していた。カールを忠実に詰めて北峰に乗り上げ、山頂から滑降。予想外、想定外の素晴らしいパウダー。往路を戻るつもりだったが、雪が安定していたので、そのまま下堀沢を忠実に下った。中間部もパイプ状の快適な斜面が続き、爽快だった。下部は落石が多く、板を傷つけてしまったが、終始楽しい滑降が続いた。梓川を渡渉して対岸に渡り、つぼ足で道路に乗り上げて、坂巻温泉に戻った。


乗鞍だけをバックに頂上直下を登行
森林限界を超える



山頂直下を登行
山頂カールを滑降